茨木逍遙 手打ち蕎麦東風
茨木市は、大阪と京都の間に位置する衛星都市。
不肖にして詳しい歴史は知らぬが、楠木正成築城の茨木城の城下町として成立し、江戸時代は参勤交代の本陣も置かれた要衝だったようだ。
現在は、大阪のベッドタウンとして27万の人口を抱える地方都市。
で、私の行動エリアとは全く重なっていないこの街に行ってみた。

2年半ほど前に、この街の病院に入院している人を見舞って以来の訪問なのを思い出した。

茨木神社。

食材店・飲食店・日用雑貨店中心の、生活密着型商店街。
昼間から結構賑わっていましたよ。
住みやすそうな街ですね、


店名の由来はなんだろう。
東風吹かばにほひをこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな・・・・でしょうか?
意外と関東風だったりして(笑)

若造がランチ食いにくる感じではないな。
事実、客層はほとんど50台以上でした。
はい。私が早とちりしたんです。
メニューに鴨となすびの熱いつけ汁で食べる「田舎もり」ってのがあったんです。
それにしたんですけど、「うどん」って書いてあるの読まなかったんです。
関東そだちなもので「もりイコール蕎麦」っていう思い込みがあったんです。

慌てて、蒸篭一枚追加しましたわ。
でもさあ、注文した時に「うどんで宜しいですね。」の一言ぐらいあってもいいのになぁ。
肝心のうどんは、讃岐風の腰強タイプでも大阪うどん風のモッチリでもなく、稲庭風ののどごしチュルルン系。

たかまほどではないけれど。
この季節なのに、ほんのり緑がかってプンと薫るのは、保存がいい証左でしょうか?
二八だと思います。
鴨入りのつけ汁が私にはちょっと甘すぎでした。
濃口醤油の黒いのんは嬉しいんですが、もう少し糖分を抑えてくれるといいんだけどな。
あと、早い時間だったからかもしれませんが、蕎麦湯が薄くてね。
白湯かと思いましたよ。
白濁した重湯みたいな蕎麦湯が好きなもので、ここは減点。
フロアーは、奥さんでしょうか、50がかりのおば様一人で回しているんですが、混み合ってくるとテンション上がってきて、甲高い声でキンキン叫ぶのに往生しました。
蕎麦湯頼むのも、遠慮しいしいでしたわよ。
それとやたら口紅が赤いんですよ。今時あんな口紅さしているのは、なんば自由軒のマダムくらいしか居ないとおもっていた。(笑)
お勘定は、2.020円。
内容からして高くはないけれど、わざわざ電車賃かけてもう一度は行かないかな?
昼時に近くに居たら・・・ということで。
店を出ると目の前にこんな看板が。

こりゃ安い。
蕎麦喰ったばかりだけど、気になるじゃん。
行っとくか?(イケルさんのブログみたいになってきた。)
うどんのぐち
サーファーっぽいお姉ちゃんひとりでやってます。

はい。想像通りの味です。
ただ、この店、本店は寿司屋らしく、そばと一緒にパック詰めの巻き寿司や押し寿司が食えたりする。
入口ではマグロブツなんかも売ってましたわ。
あと、隣で食べてたカレーうどんはやたら肉一杯で旨そうでした。
で、今回の目的のもう一つがこれ。

営業が夜だけなのは事前にわかっていて、今回は場所だけでも・・・と思いまして。
にしても、大阪一・・・・・・ということは日本一?
と喧伝されるそのお味。
期待膨らみますが、次回の楽しみということで・・・・・帰途についた。
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四天王寺&讃岐うどん@志のん
おじん趣味といわれるが、割と神社仏閣めぐりが好きだ。
というわけで、聖徳太子縁の名刹、四天王寺へ。

五重塔の近くによるためには300円必要。
ケチるわけじゃないが、その根性が気に入らないので外から眺めるだけ。

電柱・小屋がけ・ブルーシートで、重要文化財も見る影なし。
がっかりして、天王寺駅方面へ。
特に調べてきたわけではないのだが、食いしん坊の嗅覚が臭いました。

16:00までの営業ってことは、麺切れ仕舞いでしょうね。
こういう店は、絶対に旨いんです。
ちく天ぶっかけを頼むと、「冷たいですけどいいですか?」とわざわざ訊いてくる。
メニューの大半は、温かい種もんだったので、「ぶっかけ」や「生醤油」頼む人あまり居ないのかも知れない。

生から茹でてくれました。
ちく天はカットせず、丸揚げ。
出汁はちょっと甘いかな~。
エッジがビシッと立って気合満点・・・・・とまでは行きませんが、透明感あって、腰ものど越しもすばらしい良いうどんですわ。

一度は行ってみないとね@造幣局通り抜け
春の京都へ
大阪天満宮で梅祭りを観た翌日だから、もう2週間も前の話。
朝、起きたら気持ちよく晴れていたので・・・・・・・。

なんせ、思い立ったから1時間そこそこで着いちゃいますから。

2週間後の今日は、東京で桜が開花したっていうし、梅は終わってんのかな?


ここは、ごんぶと一本うどん(ホントは2本だけどさ)が有名なのだが・・・・

関東でいうおかめみたいな感じね。
いろいろのってて楽しい。
京都のうどんは讃岐みたいな腰が強いのとも、大阪うどんみたいにモチモチなんとも違うヘタレうどんなのだが、昆布と鰹の利いた出汁とマッチしてて存外旨いよ。
食後、腹ごなしに歩いていると

ブーランジュリー・ブリアン

うーん。コレと言って特徴はないかな。
もっとモチモチした生地だったら良いのにな。
期待はずれ。
あ、家で食べたハードパンは旨かったけどね。

鹿苑寺。
修学旅行以来ですな。
にしても、ここは外国人に大人気です。
あ、チケット売り場で、一人というつもりで、人差し指1本たてたら、チケット売り場のおばちゃん「Oh! one ticket なんたらかんたら」言ってた。
オレ、日本人だってばさ。
折角京都来たんだから、サクッと呑んで帰りますか。

はっすんば
日本料理は椀と八寸だと思ってますから。
先斗町21番路地。

コースじゃなくて八寸だけ頼める。
でもさあ、これって八寸って言うより、おばんざい盛り合わせみたいじゃんかよ。
モズクとかおひたし、金山寺味噌などなど。
結構期待していたのにさ。

梅よりものれそれで春を感じるオレって何?

アレレ?京都は関西だよね。
この味付けは、関東の飴煮ですぞ。
コレはコレで嫌いじゃないんだけど、関西風の薄味煮付けに慣れちゃったもんで、ビックリしたわ。